2008年03月13日の情熱日記
静岡県浜松市中区の歯医者・やまぐち歯科・矯正歯科医院の山口です。
もちろん絶好調です。!
今日は浜松市の東伊場遠征です。
2010年浜松出店の決定した百貨店大丸の山本社長の講演会を聞いてきました。
同時刻にはすぐ近くのグランドホテル浜松にて小泉純一郎元総理の演説会もありましたが、
こちらも負けず、500名の観衆を集め、多くのメディアも駆けつけ、大盛況の会となりました。
総売上、純利益とも業界第1位を誇るだけあり、
逆境から改革を成し遂げた山本社長のお話には気づきとインスピレーションが溢れ、すばらしい内容でした。大きな価値ある1日となったことを感謝したします。
準備してくださった皆さん!ありがとうございました。
<講演要旨>
百貨店大丸は1717年に呉服屋として歩み始め、創業291年を数える老舗の小売り業である。
1997年には大きな経営危機に直面することとなった。
山本社長がリーダーシップをとり、経営改革が始まった。
まずは問題認識を社員の腹に落とし込むために分かりやすく数字を使って次のような事を説明した。
社会的背景として、世の中が変わり、お客様の意識や買い方が変わったため、それらに対するマーケット対応力が問われている。
業界内背景として、ピーク時には12兆円あった市場規模が8兆円まで落ち込んでいること、流通のシステムの変化にも合わせていかなければならない。
中心となる営業改革の3つの柱として
・売上至上主義から利益重視への転換
・最大の顧客満足を最小のコストで実現
・業務の標準化、システム化を図り、業務規定書を作成する。
を掲げた。
ミッションとしては
「お客様に支持される店頭営業活動を通じて、利益を飛躍的に生み出す体質作り」を示した。
モノを買う時代から旅行やエステなどのサービスを買う時代になったことを強く意識した店作りとして
5年前に札幌店をオープンしたが大成功した。
その秘訣は時を過ごす楽しさを提供することに重点を置いた札幌モデルと呼ばれるものである。
浜松10キロ圏には人口76万人を擁し、強固な財務基盤が構築されている。
大丸浜松店は浜松モデルとよばれる大成功店舗となるよう準備を進めている。
Posted by at 20:26
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