2007年07月11日の情熱日記
静岡県浜松市の歯医者・歯科医師のやまぐちです。
今日も最高潮に乗ってます!情熱日記はじめます!
本日のテレビ、新聞の報道によれば
駿河湾沖の駿河トラフにひずみのエネルギーが溜まり、東海大地震につながる可能性もあるとのことです。
そろそろ覚悟したほうがいいかもしれません。
思い起こせば、昭和48年頃のことです。
東海大地震が今すぐにでもおこるとセンセーショナルに報道され、学校では防災訓練に明け暮れ、避難中に「山口と誰と誰はふざけていた」と先生にマイクで怒られた記憶も鮮明に残っています。
その後、何もおこらず、市民・県民の関心も薄れていますが、忘れた頃に大地震がドカンとやってきそうです。
阪神大震災では圧死が一番多かったそうですが、そのほかで特に困ったのが、ブルーシートなどの応急的に使用する資材の不足や、ガラスが散乱した現場を歩くためのシューズがなくて困ったそうです。
もっと大きな問題は駿河トラフのすぐ近くに原子力発電所があることです。
活断層が直下にあるという説もあります。
浜松からは原子炉と約35キロしか離れていません。
地震の震源位置とエネルギーの大きさによっては原子炉が破壊される可能性もあるでしょう。
チェルノブイリ原子力発電所事故では大変なことになりました。
チェルノブイリ原発周辺は、半径30キロメートルにわたって、人の住めないところとなり、数十万人が避難しました。事故を起こした4号炉はコンクリートで固められましたが今も放射性物質が大量に残っています。
表面を固めているコンクリートは劣化が激しく、自然界に放射線物質が漏れだしているそうです。
この地が再び人間が住めるようになるには500年から数千年の年月がかかるとのことです。
菊川、掛川、御前崎、牧ノ原あたりは特に強烈な被害が出るでしょう。
私たちはもし大地震が起きたら、来院者様を安全にお返し、職員にも防災ヘルメットと飲料水を渡して帰宅させ、そして自分自身も最低限の持ち物を持ってなるべく西へ自転車で避難しようと思っています。浜松にいるのは危険である。私はそう確信しています。
御前崎沖、年3センチ西北西に移動 海保が初の観測 2007/07/10
海上保安庁は9日、衛星利用測位システム(GPS)や海底に設置した基準局での観測の結果、東海地震の想定震源域の南東付近にある御前崎沖約60キロの太平洋の海底が、この約5年間に年約3センチ西北西に移動していることが判明したと発表した。
海保によると、震源域付近の海底の動きが明らかになったのは初めて。陸上では同様の動きが観測されており、気象庁地震予知情報課は「海底でも同じと推定されていたが、観測で裏付けられた」と評価。海保は東海地震発生メカニズムの解明に役立つとして、データを11日の政府の地震調査委員会で報告する。
海保は東大生産技術研究所と共同で、全国16カ所の海底に高さ約1メートル、直径約80センチの基準局を設置し、ここを観測点として海底の地殻変動を計測している。
御前崎沖の観測点は駿河トラフに近い大陸プレート側で、水深約2400メートルの海底にある。2002年8月に設置し、今年4月までに5回、測量船から出す音波での距離計測と、GPSによる位置計測を行った結果、移動距離が分かった。
海保によると、同じ海域ではフィリピン海プレートが年に4―5センチ、北西方向に沈み込んでいるという。沈み込みによりゆがみが生まれ、限界に達するとゆがみを解消するために東海地震が起きるとされる。 (7月10日 静岡新聞 http://www.shizushin.com/feature/jisin/jisin_kiji/20070710000000000015.htm )
Posted by at 09:23
この記事のリンク